自然と、自分と、繋がる暮らし~FU・RE・RU~

山梨県都留市で田んぼと畑をしながらお弁当やセラピーの仕事を創っています

神の/丹(あか)い/穂 のおにぎり

「陣痛っぽいです。
まだ時間あったので、すこーし残してあったひろさんの神丹穂を混ぜておにぎりにしました。
ご安産お祈りお願いします。」

いつも円(つぶら)で「オトナの保健室」でお話をして下さる
助産院・フジサンバのみゆきさん
からメッセージと共にこんな写真が送られてきました。

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うわぁ・・・・☆
神丹穂を一緒に炊いたおにぎり🍙
美味しそう!!


初めに説明すると、神丹穂(かんにほ)って??

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私が田んぼでいせひかりと一緒に育てている古代赤米のもち米である
「神丹穂(かんにほ)」。

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背丈も高く、艶やかな紅色をしています。

 

昨年の秋、初めて神丹穂の稲を使ってしめ飾りを作りました。

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それを見てみゆきさんも作りたい!!と
オトナの保健室を開催した際に神丹穂を使ってしめ飾りを作りました。

その際に零れ落ちた神丹穂の籾(もみ)を見て

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籾(もみ)単体の画像は無いのだけど、
籾の先に生える毛=禾(のぎ)が長いのが特徴で
単体で見ると、、

「まるで精子にそっくり~!!!!」
「これ、きっと妊娠祈願とか安産祈願にも繋がる気がしない???」

とみんなで大盛り上がり☆


確かに一粒の種籾(たねもみ)から万倍にもなるお米は、命を繋ぐ神聖なもの。
それを継いでいくことに自分も微力ながら携われる、そこがお米作りの魅力でもあります。

特に神丹穂は丹色を持つ、古代から脈々と継がれている生命力の強い品種です。
妊娠・出産と強い繋がりがあるように感じます。


その流れで今までたくさんの出産に関わて来た助産師のみゆきさんに、
すぐにごはんと一緒に炊ける状態の神丹穂の玄米を渡していました。

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そして時は経て今日、みゆきさんが担当している妊婦さんの陣痛が始まったとのこと。
その方は今まで何度もFU・RE・RUのお弁当やお惣菜を食べてくださっています。

その方にみゆきさんが閃いて神丹穂のおにぎりを握って食べてもらう、
なんと嬉しいことでしょうか!!!

まさしく今この瞬間、陣痛が始まりお腹の赤ちゃんも出てこようとしています。
もう考えただけでウルっと来てしまいます。。。


頑張れ!
お母さん!赤ちゃん!みゆきさん!!!


ご安産をお祈り申し上げます。


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