ごはん作り
毎日のごはんを作る
家庭を持たない私は、毎日誰かの為にごはんを作るという事をしたことが無い。
私はいつも気ままに作りたいものを作る。
お弁当も仕事として自分のペースで作りたいものを作る。
家庭を持つお母さんは朝、昼、晩と家族の為にご飯を作る。
私はそういう人達と比べてそれをしていないし、それが出来ないかもという引け目も感じていた。
今回お仕事として頂いたお話は、都留市で開かれる「田舎フリーランス養成講座」
で一か月都留に滞在する参加者の方たちの為に平日の夜ごはんを作るということ。
いなフリ統括の奈良ちゃんからごはん作りのお話を頂いたとき、是非にと快くお受けした。
11月6日から実際にごはん作りは始まった。
日中の仕事が終わって夕方に買い出し、2時間で12~15人分くらいの夜ごはんを作る。
飽きないように、なるべく手作りでを心掛けて・・
食べられない食材がある人には別途作ったりして・・
作るサイクルも決まってきて余裕も出てきて残すところあと2日となった今日、
今日は前々からリクエストがあったおでんに挑戦してみた。
私は本番に作ったもののないメニューを初挑戦することが多い。
おでんもそう。
出来あいのものを買ってくれば簡単だし、味の失敗は無いし、時には安く済むこともある。
でもそれでは私のごはんを作る悦びが半減する気がした。
昆布とカツオ・アジ・サバ出汁でしっかり取って、大根と玉子も下茹でして
コトコト煮ること4時間。
(photo by さかりなちゃん & たいへい君)
18人分のおでん、優しいお味になりました。
食生活が乱れがち、偏りがちな皆さんの生活に、1日1回は野菜多めの安定したごはんを提供したい。
それが皆さんを応援できる私のカタチ。
ごはん作りに集中できるライフスタイル、せっかく与えられた機会、
どうせなら料理の手間もかけられるこの環境を楽しみながら続けていこう。
そんなことを改めて感じることのできた1か月間でした。
さあ、明日はごはん作り最終日。
何を作ろうかな。